データベース構成
CrestMusePEDB は,拡張性とデータの完全性の観点から,XML に準拠した形で構成されています。
※本DBには音響データ(WAV,AIFFなど)そのものは所収いたしません。収録データには,演奏表情を抽出した各演奏が所収されているCD番号が記載されていますので,必要に応じて店頭等で購入してください。
- PEDB-SCR - 楽譜情報
本DB に収録する楽曲の楽譜情報。MusicXML 形式のデータと,演奏表情のない標準MIDI
ファイル(SMF)形式が用意されます。
- PEDB-IDX - 所収情報
収録する演奏の元となるCDのクレジット情報。アルバム名,演奏者名,レーベル名,CD 番号,発行年等を記載したテキストデータです。
- PEDB-DEV - 演奏表情データ
各演奏の演奏表情の特徴量(機械的演奏からの偏移)を抽出した演奏表情データ。1 曲あたり3~10
名分の演奏が用意される。CrestMuse
プロジェクトで開発を進めているCrestMuseXMLのうち,楽曲の演奏におけるdeviation
情報(楽譜からのずれ)を扱うDeviationInstanceXML 形式(仕様書)で記述されています。CrestMuseXMLならびにDeviationInstanceXML
形式についてはhttp://www.crestmuse.jp/cmx/ を参照してください。
- PEDB-STR - 音楽構造情報
各演奏に対応する音楽構造情報(階層的なフレーズ構造,頂点)のデータ。MusicXML
に準拠した形式で記述されます。基本的にPEDB-DEV
と同数(ひとつの演奏に対しひとつ)提供されますが,専門家の間で妥当と判断された場合に限り,ひとつの演奏に複数の音楽構造データが提供されます。
※ver1.0には含まれません。